代表プロフィール:谷口達也

みなさんはじめまして!家計のミライFP事務所代表の谷口と申します。

1985年9月14日生まれ、 出身は愛知県みよし市で、現在は妻と2人暮らしをしています。 趣味は旅行で、最近は国内を巡ることが多いです。小学生800人が集う子どもの町の運営で副代表を務めています。

YouTubeでの情報発信も趣味の一つです。

保有資格:CFP保有者(日本FP協会会員)/1級FP技能士(資産運用設計業務)

私は、母の里帰り出産により岐阜県大垣市で生まれました。そこでの記憶はほとんどなく、その後は父が勤めていた会社の社宅がある東京都世田谷区に戻りました。幼稚園〜小学3年生までは埼玉県東松山市で通い、小学4年生のときに愛知県みよし市(当時は三好町でした)に引っ越してきました。愛知県が一番長く、味噌煮込みうどんは一人で食べに行くぐらい好きな食べ物です。

“何も売らないファイナンシャルプランナー”です

当社は、“何も売らないファイナンシャルプランナー”として、お客さまに一番合う金融商品の組み合わせを提供しています。

あなたは、保険や投資信託などの金融商品を決めるとき、「これがいい!」と自信を持って決めることができていますか?

実は多くの人が

「これでいいのかな…?」
「よく分からないし、あの人が良いって言うから、まあいいのか。。」

と、どこか人任せに決めてしまっています。

たくさんの方のお金の相談に乗る中で同じような方をたくさん見てきました。

日用品や車、住宅であれば「これがいい!」と決められるのに...

なぜ大切なお金のことは「よく分からないから勧められたものでもいいかな。。」などとなってしまうのでしょうか?

それは、多くの人が「自分には金融知識がないからプロに聞こう」と考えるからです。

金融のプロといっても、多くの人が相談するのは金融商品を売っているセールスマン、つまりセールスのプロが相談相手です。

もう少し詳しくお話します。

投資の神様ウォーレン・バフェットはこんなことを言っています。

「髪を切ることが必要なのかを床屋に聞いてはダメだ。」と。

つまり、この言葉を金融業界に置き換えてみると...

その金融商品が必要なのかを金融マンに聞いてはダメだということです。

それはなぜかと言うと...

本当に必要かどうかに関わらず「必要だ」と勧められる可能性があるからです。

当社は、金融商品を何も売らないファイナンシャルプランナーとして、お客様に一番合う金融商品の組み合わせを提供しています。自社で金融商品を販売していません。販売会社や販売担当者を介さずインターネットで買える金融商品から、それぞれに適した組み合わせを自由に提案することができます。

選び方によって、コストを圧倒的に安く抑えることができ、将来使えるお金が人によっては数百万円も増えることが多いのが原状です。

当社では「お金にも、人生にも、『あなたらしさ』を。」をコンセプトに、低コストで高パフォーマンスな“あなただけのマネープラン”を作るサポートを行っています。

2社の証券会社を経験して知った真実

僕はこれまでに2社の証券会社に勤務してきました。

今はその証券会社を辞めて、何も売らないファイナンシャルプランナーとして、個別コンサルやセミナー講師、YouTubeでの情報発信などを通してお客さまをサポートしています。

年収もしっかりしていて安定している仕事を辞めて、なぜ現在の仕事をはじめたのか?その理由について今からお伝えしていきます。

大学を卒業して、証券会社で個人向け営業をしていた僕は、個人向け営業の仕事をはじめました。「これからお客様の役に立つぞ!」という意気込みで仕事を始めたのですが、仕事を覚えてこなして行くうちに、ある疑問を感じるようになりました。

それは何かというと、商品販売にノルマがあるということです。新入社員として勤めたその証券会社では、毎日会社から課されたノルマ(営業目標)をこなすことが求められていました。

しかし、そのノルマというのは、お客様の方向を向いておらず会社本位のものだったのです。最低○○万以上という販売目標を課されたり、特定の商品を一定以上販売することを求められることが多くありました。

営業マンにはノルマがあるとか、金融機関は手数料で利益をあげているなどという話を、あなたも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

会社が積極的に進めたい商品、いわゆるノルマ商品が、お客さまのためになればそうも思いませんでしたが、実態は販売手数料の高いものを中心に、お客さまが儲かるものでは無く証券会社が儲かるものを販売しているという事実があったのです。

入社したての頃、会社からこのようなことを言われました。

「南アフリカランド建債券を入社3年目以下の若手社員だけで販売しろ!」

ノルマを言い渡されたのです。当時はワールドカップ後にアフリカ経済が良くなるという証券会社的予想のもと決まったようでしたが、若かった頃の僕は、ある時こんなことを上司に発言しました。

「支店長、この商品はお客さまが儲かるとは思えないのでやりたくありません。他に儲かると思う商品があるので、そちらをやらせてください。」と。

僕としては儲かると思えず全く共感ができませんでした。お客さまのためにならないとしか感じることができず、どうしても我慢できなかったのです。

若手なりに勇気を出して、それなりの期待を持って上司の元へ行きましたが答えはノーでした。

上司からは、「君が儲からないと思っていても、もしかしたら儲かるかもしれないだろう?儲かるか儲からないかは君が決めるんじゃなくて、商品説明を聞いたお客さんが決めるものだ。」「しっかりと特徴を伝えればきっとお客さまに伝わるから。」と返されるだけで、経験の浅い僕の発言を受け入れてもらえることはなく、すぐに覆されました。

そのとき妙に納得をしてしまった僕は結局、儲からないと思っているものを「これは儲かるんだ!」と自分自身に言い聞かせ、ひたすら販売に徹することとなってしまったのです。

そんなやり取りの後から、南アフリカランド建債券を支店の若手社員でノルマ全てをクリアするという勢いで販売をしました。

証券マンというのはお客さんに儲けてもらうために仕事をするものと思っていましたが、そのときからはただの紹介者になり、買うかどうかを決めるのはお客様というような姿勢をとるようになりました。今思えばそれは違うと断言できるのですが、当時は気づきませんでした。

そんなやり方を数年続けてしまった結果、お客さまの投資の成果はどうなってしまったでしょうか?

当然のことですが、お客さまは全然儲かることはありませんでした。周りの営業マンのお客さんももちろん儲かっていません。僕は我に返って改めて考え直しました。「お客さまは、自分で買いたい金融商品を決めているわけではないんだ。こちらが紹介するから悪いものではない、むしろ良いものだと信じてくれる。でも実際は会社都合の金融商品が多いから結局お客さまは儲からないのだ」と。

仕事のやりがいはあったものの、もっとお客さまのためになる営業をしたいと考えていたところ、転職の機会に恵まれて、大手の証券会社に転職することになります。はじめは「さすが大手だな」という印象で、お客さまとゆっくり話ができていました。しかし、相場が悪くなると状況は一変しました。

「お客さまの利益のためには、この投資信託はお客さまに持ち続けてもらおう!」と言っていた投資信託を、「もう売って違う投資信託に変更するほうがいい」と上司は言うのです。なぜかというと、投資信託をお客さまに買ってもらう時に会社に手数料が入るため、同じ投資信託を長く保有してもらうよりは、短い期間で売却と購入をしてもらった方が会社にとっては利益に繋がるからです。

本当は売らずに持ち続けていてもよかったはずの商品でさえ、お客さまの利益は後回しに、会社の利益を優先しようとする動きが大手証券会社にも存在していたのです。

ここでも金融商品は会社が利益を得るための道具となっているのだなと、とても胸が苦しくなりました。

この現実を知った僕は、「ああ、日本の金融機関ではお客さまのことを考えた仕事はできないんだな」と感じ、もっとお客さまの方向を向いた活動でお役に立てるような働き方を実現するために独立を決意しました。

独立してお客さまの目的に寄り添うFPに

独立をするにあたって、僕が強く意識したのは「お客さまの利益より会社の利益を優先せざるを得ないビジネスモデルなら、いつかは淘汰される。このままでは金融業界そのものがダメになってしまう。」ということです。

なので、独立するのなら絶対に自分の利益ではなく、お客様の利益を優先させた形で活動をしたいと胸に決めていました。

そこで選んだ活動の形が、IFAです。IFAとはお客さまに直接投資信託や株式、債券などの販売ができる仕事です。

証券会社を退職後、僕はIFAとして活動を始めました。証券会社時代とは違い、会社から言われたものを中心に販売しなければならないというしがらみはなく、お客さまに合わせた本当に良いもの組み合わせで提案ができるようになりました。扱える金融商品の幅も広がり、それまで培った知識とノウハウにプラスして、年代別や目的別で複数の金融商品を組み合わせた充実した提案で、楽しく仕事を続けていました。

実はほとんどのお客さまが、中長期でしっかりと増やすための資産運用ができれば良いと考えていて、証券会社時代に短期売買していたのは、証券会社の都合だったこともその時に改めて感じました。その結果、中長期で複数の金融商品のポートフォリオを組んだお客さまは、ほとんどの方が利益が出て、大変喜んでいただきました。

お金のアドバイスをするときによく感じるのは、お客さまはお金を増やしたいというよりは、お金の悩みを減らしたいという思いの方が強いということです。だからこそFPは、お客様のお金を増やすテクニックをアドバイスするのではなく、悩みを少しでも減らせるよう寄り添うことが必要であると考えています。

結果として、お客さまの資産が増えるきっかけになりますが、それが目的ではありません。本来の目的は、お客さま自身の中にあるものです。例えば、「夫婦でお金のことで揉めずに、老後の資金を無理なく準備していきたい」というお客さま自身の目的があるのであれば、それを達成することが、FPの目的になるものと考えています。

その観点で考えると、お客さまのお役に立てている実感はあったものの、IFAとしての活動は金融商品の販売がメインとなるためそこまで到達していないことが次第に気になってきました。

また、IFAを通して投資信託や株式、債券などを購入するとどうしても手数料がかかってしまうことや、扱っている商品しか提案ができないという事情があり、その垣根を超えて全ての選択肢の中からベストなものをコストをかけずに選んで欲しいという思いも強くなりました。

さらには、金融商品の選び方だけではなく、保険や相続など幅広い分野のアドバイスができるようになりたいとも考えました。証券会社時代は個人・法人向けの金融コンサルタントとして資産運用に加えて保険、相続などのアドバイスを行う中で、金融商品の仕組みについて知ることができました。似たような金融商品でもお客さまにとってはこれとこれを組み合わせれば同じ効果でコストを下げられることなどを仕事を通じて学んできたので、その知識や経験をお客さんにしっかりと伝えていき、人生全般のお金のアドバイスができるような存在になりたいと思ったのです。

このような思いが重なり、自分の中で出てきた選択肢が『商品を売らないファイナンシャルプランナーになる』というものでした。

『商品を売らないファイナンシャルプランナー』になれば、商品を売ることではなく、アドバイスをお客様に提供することで相談料をいただく形になるので、売り手の都合で振り回すことなく、お客さまに本当に得になるものだけをおすすめすることができます。

また、自分の扱っている商品だけではなく、世の中に存在している全ての商品を比較した上でベストな選択肢を提示することも可能になり、金融商品の販売だけにとらわれずに、商品の選び方、家計や保険、相続など自由に幅広いサポートができるようにもなります。

アドバイスを元に、お客さま自身が知識を身に着けていくことにも繋がるため、売り手の話に惑わされない状態を作ることにもなります。これまで売り手の言われるがままだった状態から、お客さま自身が納得して無駄を省いてよりお金が貯まりやすい状況に近づくことにもつながるのです。

"自分ならこういう提案をして欲しい、というのを自分でやりたい"売り手の都合は一切関係なく、本当にお客さまに必要なものだけを。

親しい友人や家族にだったら、無駄を省いた徹底的にお得なものを勧めるでしょう。"家族に勧めるように提案ができるようになる" それを実現するのが『何も売らないファイナンシャルプランナー』としての活動をすることになった僕の思いです。

証券マンからIFAを経て決意したことは、何も金融商品を売らない立場になって、アドバイスに徹するということです。正しい金融の知識と、徹底的に無駄を省いたマネープラン作成のアドバイスで、お客さまに価値を感じて頂けるようにと、現在の会社を設立することにしました。

「何も売らないファイナンシャルプランナー」としての活動

当社では「何も売らない」をキャッチコピーとしています。

FPという仕事を耳にすると、多くの方は「保険を売っている人」と思ってしまいます。確かに、日本ではFPと名乗る保険営業の方が多く、一般の方が勘違いしてしまうのも無理がありません。しかし本来FPとは、アドバイスやコンサルティング、サポートを行うことでフィーをいただく仕事であり、金融商品の販売手数料を得ることが目的ではありません。

まずはそのイメージを払拭するためにも、「何も売らない」をキャッチコピーとしました。 他にも、お金のアドバイスを受けるのに、お金を払ってまでサービスを受けようという文化が日本では根付いていないこともFPの活動を続ける中で難しいことだと感じます。

少しでもFPとしての知識や経験で世の中の方々のお役に立てるようにと、2020年1月から色々な金融情報をYouTubeで発信するようにしました。YouTubeでは週に2〜3本の動画をアップしていますが、それだけで自分の知識もどんどん向上していきます。自分のためにも世の中の人のためにもなるため、YouTubeを続けています。

YouTubeでは、資産運用の話を中心に自分でマネープランが作れるように情報を発信しているので、YouTubeを見て自分で設計ができる方はそれでいいと思います。それでもやっぱり自分では難しいという方は、個別で相談ができるようにしています。今では2万人以上の方にチャンネル登録をいただき、おかげさまでYouTubeからのお問い合わせもいただけるようになりました。

しかし、世の中の金融に携わる人のほとんどがセールスマンのため、まるでそれが当たり前で、アドバイスフィーを貰うFPサービスを高いと思われてしまう点も難しいと感じています。これは、仲間を増やしていくことと、金融商品の販売に頼らずともFPとして成立するような仕組みを作るしかないと思っています。同じ方向を目指す方や外部の方との連携、メディアやSNSへの露出など、あらゆる手段を利用しながら、徐々にアドバイスフィー型のFPを受け入れていただけるように努力を続けていきます。

日本では、お金の相談にアドバイス料を払う文化がほとんどありません。なので、その価値を理解した上で自分から進んでアドバイスを受けようという人は少数派なのが現実です。しかし、アドバイスを受けることで大きな価値を得ることができます。

例えば、私たちが行っているアドバイスとして、現在入っている保険を目的に合わせて最適化し、必要なものはコストを下げられるようネット商品に移行し、浮いた保険料分でつみたてNISAなどの資産形成に回す資金の確保をする、というものがあります。

これを実行することによって、今の保険の保障をなるべく落とさずに、コストの安いネット保険に変えて、浮いたお金で資産形成を行うことが可能になります。これをやるだけで老後資金は数百万円変わる可能性があるのです。2019年の実績になりますが、65歳時点の資産シミュレーションで、平均750万円の老後資産アップをすることができました。

人によって大小はありますが、このやり方を実践することで、ネット以外で保険を契約している方であれば、ほとんどの人が老後資産をより増やすことができるのではないかと思います。

『商品を売らないファイナンシャルプランナー』に相談をすることによって、このような大きなプラスの変化を手にすることができます。

実際に相談をしたお客さまからは、「感想の声」という声を多く頂いています。

これからも、『商品を売らないファイナンシャルプランナー』としてこのような価値を1人でも多く届けられるように、活動を行っていきたいと考えています。そうすることによって、(理想とする未来、将来像)を実現することができれば、これほど嬉しいことはありません。

当社のサービスで得られること

お客様へのFPサービスでは、多くの方が現在入っている保険を目的に合わせて最適化し、必要なものはコストを下げられるようネット商品に移行しています。浮いた保険料分でつみたてNISAなどの資産形成に回す資金の確保をしています。今の保険の保障をなるべく落とさずに、コストの安いネット保険に変えて、浮いたお金で資産形成を行う。これをやるだけで老後資金は数百万円変わる可能性があるのです。2019年の実績になりますが、65歳時点の資産シミュレーションで、老後資産を平均で750万円アップすることができました。人によって大小はありますが、このやり方を実践することで、ネット以外で保険を契約している方であれば、老後資産が今より増えない方はまずいないのではないかと思います。

2020年1月から始めたYouTubeは、おかげさまでチャンネル登録者が1年間で10,000人に到達し、多くの方のお役に立てていることを実感しています。問い合わせもいただくようになり、FPとしての活動が少しずつ展開できるようになりました。

お金のことで悩んだり立ち止まったり...漠然とした将来への不安を持っている方が、より良く人生を楽しめるようお手伝いいたします。